種族値-個体値-努力値って何? - ポケモン対戦考察まとめWiki|第四世代(ダイヤモンド・パール・プラチナ&ハートゴールド・ソウルシルバー)

初心者向けのあれこれ [編集]

「あれこれ」とはいっても、
インターネット上でのポケモンサイト(対戦関連)でよく使われる
「種族値・個体値・努力値」って何? という話。



種族値・個体値・努力値とは? [編集]

それぞれ
「しゅぞくち」
「こたいち」
「どりょくち」
と読みます。

ゲーム中の「つよさをみる」で表示される
「HP・こうげき・ぼうぎょ・とくこう・とくぼう・すばやさ」
の6つのステータスの決定に使われる、
「ふつうにポケモンをプレイしていても知る事のできない数値」です。
※:ゲーム中でタウリンなどを使った時に表示される「きそポイント」は、この中の「努力値」を指します

種族値 [編集]

「種族値」は、「そのポケモンの種族としての強さ」です。
「ミュウツーは特攻が高い」とか、「マルマインは素早い」ということを決めているのがこれです。

たとえばピカチュウのページで、

なかまたちHP攻撃防御特攻特防素早
ピカチュウ355530504090

という風に、暗号のように並べられている数値がこれです。
ここでわかるのが、「ピカチュウはわりと素早いが、そのほかの能力は低め」ということですね。

そして「種族がピカチュウなら、ピカチュウ全てが同じ種族値を持っています」。
進化や変化で「種族が変わるポケモンの種族値は、進化後の姿のものになります」。
変わるのは種族ですから、後述の「個体値、努力値は変わりません」。

また、種族値を合計して「種族値合計」といわれる事があります。
「伝説のポケモン」は一般的に「種族値合計」が高いので、
他のポケモンに比べてステータスが高くなり、結果的に「強い」といわれます。
同様に、ポケモンが進化すると一般的にステータスが上昇するのも、
「種族値合計」が、進化後のポケモンの方が進化前のポケモンより高いからです。

稀に進化すると「○○のステータスが下がった」というポケモンが居ますが、
それは進化前に比べその種族値が低くなったために起こります。ストライク→ハッサムなどが分かりやすい例です。(素早さ↓)
進化=強くなるというのは大概のポケモンに当てはまりますが、こういった進化による種族値やタイプの変化によって
得意とする戦い方、またそれに伴い後述の努力値配分や、求められる個体値まで変わってきます。
特に道具を要する通信進化のポケモンにそういった傾向が多いので、よく考えて進化、育成をしましょう。

個体値 [編集]

「個体値」は「そのポケモンが持つ強さの素質」です。
同種族のポケモンを何匹も捕まえるとステータスが異なるのは個体値によるもので、
人間で言う「才能」です。「種族が同じでも個体値は違い」ます。
また、めざめるパワーの威力とタイプはこの個体値によって決まります。

全てのポケモンは「6つのステータスそれぞれに0~31の数字が割り振られ」ていて、
この数値が高いポケモンが「その種族の中で強い」といえます。

ただし、必ずしも高ければいいわけではなく例外もあります。
・「HP」が低いと、調整のための努力値を少なく抑えられる場合がある
・「こうげき」が低いと、混乱のダメージを最小限に抑えられる
・「すばやさ」が低いと、「ジャイロボール」の威力が上がる、「トリックルーム」中に素早く行動できる
後攻になりやすくなり、後攻になることで
メタルバーストを受けない、同時に場に出た場合に自分の天候変更特性を優先させることができる、
しっぺがえしの威力が2倍になる、みがわり>きあいパンチのコンボが使いやすくなる、相手の出方を見てからバトンタッチ、とんぼがえりで交代できる
・意図的に「とくぼう」>「ぼうぎょ」となる個体を選ぶ事によってポリゴン2・Zの特性、ダウンロードの対策をする(実際には努力値で調整する事が多くなりますし、稀に物理技で攻撃される事もあります)

以上のケースを除けば全ての個体値が31であるポケモンが理論上は最適です。
低い方が有利であるステータスは0or各自調整、めざめるパワーの性能が目的なら30or31(低くする必要がある場合は2or3)のポケモンが最適になります。
ですが、実際に全ての個体値が31であるようなポケモンを手に入れるのは確率上はかなり困難ですから、ある程度の妥協も必要になります。

「個体値の高いポケモンを見つけるにはどうしたらいい?」という人は
種族値・個体値・努力値って何?/個体値の高いポケモンのさがしかたをみましょう。
(未完成)brなどの修正がまだ終わっていません
また、エメラルドやプラチナでは個体値を教えてくれる人が登場します。
ただし数値ではなく、あくまで目安ですが、31が一つ以上あることを確定させる場合には便利です。

努力値 [編集]

ゲーム上では「きそポイント」と呼ばれているものです。
「努力値」は、「そのポケモンが生まれたあと、どれだけ頑張ったか」です。
「レベル」と「経験値」のように、
「ポケモンを倒して」「努力値をためる」ことでステータスに反映されます。

また、6つのステータスに自由にためる事ができますが、
1つのステータスには最大「255」しかためる事ができず、
6つのステータスの努力値の「合計が510」になると、
そのポケモンに「努力値をためる」ことはできなくなります。
タウリン~インドメタシンで一つの能力を100までなら貯めることができ、
ザロク~マトマのきのみで努力値を下げることによって貯めなおすことも出来ます。

また、レベルが100になると戦闘によって「努力値をためる」ことができません。
これは、戦闘によって「経験値が入るときに、努力値がたまっていく」からです。

ちなみに、「努力値の合計が510」になったポケモンは「がんばリボン」をもらえますし、
「個体値」よりも「努力値」の方がステータスに大きく影響します。
「努力値をためてポケモンを強くするにはどうしたらいい?」という人は
種族値・個体値・努力値って何?/努力値のためかたをみましょう。
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おまけ [編集]

「具体的にどういう計算方法でステータスが決まるのか」
という点についてはデータ集/ステータス計算式を見てください。